2012年6月18日月曜日

[CDM] 婚礼コンサル会社の見分け方

婚礼業界に特化したコンサル会社の善し悪しは比較的簡単に見分けることができます。10分あれば確認できます。

■「集客」に対する取組み姿勢を確認すれば、そのコンサル会社の力量が垣間見える
婚礼ビジネスは一見雑多なように感じますが、その業務内容ではなく時系列に大きく分けると、次の5つに分類されます。

商品企画
→集客
→新規接客
・・・ここまでが新規受注まで。このあとは受注後の項目・・・
→単価UP
→施行

市場調査やハード設計、婚礼プラン造成などは「商品企画」にひとまとめにしていたり、組織構築や採用、マネージメント、社員教育などはすべての項目に含まれるため割愛していますので、大雑把すぎて反論も多いかもしれませんが、そこは本題ではないのでご容赦いただき、上記の「集客」に注目してください。

婚礼施設も婚礼コンサルも、今最も弱いのが上記の「集客」だと弊社は考えています。
*補足 「商品企画、集客数UP、成約率UP、単価UP…」

ゆえに、この「集客」に関する取組み姿勢を確認すれば、「そのコンサル会社の実力が垣間見える」と考えています。

もちろん、「単価UPだけの研修を受けたい」などの新規受注後のスポット的なコンサル会社への依頼については、本ブログの本題からは外れます。本ブログは「集客」に関わる受注までの、商品企画~新規接客のコンサルが信頼に足るかどうかを見分けるための簡易手法に過ぎません。

■コンサル会社の善し悪しの見分け方
次の2つの確認でおおよその力量は予測できると考えています。弊社がコンサル会社と打合せをする時も、同じ方法で打合せの事前準備をしています。

1)コンサル会社のサイトに解析ソフトが導入されているかを調べる
・コンサル会社のサイトを開く
・カーソルを画面に合わせ右クリックで「ページのソースを表示」をクリック(Windowsの場合)
・「ソース」とよばれる文字列が出たら「Ctrl+F」を押す
・右上に小窓が出るので「google」とタイピングする

→小窓の右側に「0」と表示されると要注意。1以上であればひとまず安心。

これは『Google Analytics』という効果測定のための無料の必須ツールが導入されているか否かを調べるための流れです。効果測定のためのツールは『Google Analytics』以外にもたくさんありますが、有料の場合が多く婚礼に特化したコンサル会社の規模を考えるとほとんどの場合はこの確認で十分だと思います。

自社サイトの解析をしていないということは、WEBに関する知識が乏しいか、無知であることを示します。この時代にWEBに関する最低限の知識がないことは致命傷と言わざるを得ません。

2)コンサル会社のサイト内に問い合わせ先のメアドが掲載されているかを確認

・コンサル会社のサイトを開く
・この会社への問い合わせページを開く

→問い合わせ先のメアドが掲載されていれば要注意。なければひとまず安心

これは、上記と同様に「効果測定」という視点を持っているかを調べるための流れです。通常、サイト経由の問い合わせは「フォーム」とよばれる必要事項の入力画面を活用します。「フォーム」を活用することで、「どのサイトから来たのか」「どんなキーワードできたのか」などの情報を入手できることがその理由です。

メールで問い合わせると、必要な情報が入手できません。このポイントもWEB集客の知識が乏しいか無知かのいずれかに該当します。

■さらに確度を高めるために、コンサル会社の顧客サイトを確認する
コンサル会社のサイトには、これまでに手がけた実績が掲載されていることが多く、その顧客名(婚礼施設名)も掲示しています。

これらの婚礼施設のサイトを上記と同様にチェックしてみて、コンサル会社のサイトの状況と同じであれば、疑う余地はないかもしれません。

以上。ご参考いただければ幸いです。

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