2012年12月14日金曜日

[CDM] 1プライス訴求で変わる婚礼プラン


以下、ニュースリリースの抜粋。『ITpro Smart』 nkbp.jp/W11wm0  より

「NTT東西は同端末を使ったアライアンスサービスを展開する。NTT西日本はワタベウェディング、サンケイリビング新聞社、多言語コールセンターを手がけるブリックスと提携し、結婚式場の遠隔中継や遠隔講義、海外観光客向けのテレビ電話通訳を提供する。NTT東日本もベストブライダルと提携し、遠隔地で結婚式の打ち合わせが可能なコンサルティングサービスを2013年初頭に開始予定である。」


■婚礼プランは 接客&単価UPから1プライス売切りへ
紹介のツールが活躍するためには大前提が必要。それは幅のある婚礼プランを1プライスで表現することと、単価UPを大きく見込まない利益構造をつくること。

手法の違いではなく事業モデルの違い。江戸時代後期に三越がはじめた「現銀掛け値なしの正札販売」を思い出す。曖昧な料金ではなく値札通りの料金での販売で、富裕層だけでなく一般層にも呉服を広めた。...1プライスの正札でどこまで信頼を得られるか。

打合せ回数を減らすことは、単価UPの機会も減らすことに繋がる。Technologyをどのように活用して利益を拡大するのかという点にも注目したい。

これからは婚礼プランという商品そのものの形すら変わっていく。もはや単価UP教育ばかりに時間を費やしている場合ではない。


■1プライスという訴求
「16.8万円+ご祝儀」「チャペル挙式49,800円」

業界を背負ったモンスターメディアは決して口には出さないが、ここ数年で大きく伸びたのはゲストハウスではなくこの市場で勝負をした企業。1社で一気に1万組を狙える婚礼商品なんてそうそうないのだから。

披露宴80名、平均祝儀3万円の場合、16.8万円+80名×3万円=256.8万円。
挙式のみプランの場合、9割以上が会食や披露宴が実施される。

前者については、大金がかかるというイメージを持つカップルの誤解を解いたことに。後者の場合は、消極的なカップルに対してハードルを下げたことに大きな意義がある。

いずれもカップルの不安な気持ちを解消しようという気持ちから生まれた婚礼プランだと思う。荒削りな部分はこれから整備していけばよい。




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